「いつから、いくら下がる?」ついにガソリンの暫定税率廃止へ! 新原付の地方税額も決着……〈多事走論〉from Nom
新基準原付の地方税はこれまでの原付と同じ2000円に
そしてもうひとつ、バイクユーザーにとっての朗報があります。 来年から登場することになった新基準原付の地方税に関してで、現在は2000円の原付の地方税は125㏄以下になった新基準原付の場合、現在の125㏄以下の地方税・2600円になるか、あるいは二輪業界が強く主張してきた、あくまでも「原付」なので従来通りの2000円を維持するべきかが議論されていましたが、与党大綱に「〈軽自動車税種別割〉原動機付自転車のうち、二輪のもので、総排気量が 125cc 以下かつ最高出力が4.0kW 以下のものに係る軽自動車税種別割の税率を 2000 円とする。」と明記されました。 この改正案に関して野党の反対はないでしょうから、来年4月から道交法が改正されて、125㏄以下・最高出力4.0kWまでと定義された新基準原付にまつわる諸課題のひとつが解決することになります。 この新基準原付に関しては、・各メーカーから登場するはずの新基準原付はどんなモデルで、価格はいくらになるのか ・現在、原付(50㏄)用に整備されている街中の駐車場に125㏄以下の新基準原付は駐車可能なのか(後日、このコラムで詳しく解説する予定です)、という課題も残りますが、まずはひとつ前進というところですね。 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
●文: Nom(埜邑博道)