19歳中村心が「66」で16位→5位浮上「最終日も60台を」 最終プロテスト残り1日、20位タイまで合格の狭き門
JLPGA最終プロテスト
2024年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストは31日、茨城・大洗GC(6602ヤード、パー72)で3日目が行われた。4日間を戦い、上位20位タイまでが合格する難関。16位から出た中村心が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算4アンダーの5位に浮上した。2023年の国内メジャー・日本女子オープンでローアマチュアに輝いた19歳。「最終日も60台を目指したい」と意気込んだ。 【動画】「凄い」「めっちゃ綺麗で好き!」 女子ゴルフ界の逸材たちが披露したスイング集の動画 9番から4連続バーディーをマークするなど、パットが冴えた。「1、2日目はもったいないパットもあったけれど、今日はそれが入ってくれた」。難コースとして知られる大洗GCでボギーなし。この日のベストスコアを叩き出した。 昨年は日本女子オープンで14位に入った。ただ、プロテストは最終まで進みながら合格を掴めず。師事する男子ツアー48勝の中嶋常幸から「緊張するなというのは無理だから、緊張も楽しむくらいで行け」と激励され、2度目の挑戦を迎えている。 今年のオーガスタ女子アマにも出場。以前から強かった海外志向に、さらに火が付いた。「いろんな選手がいるんだなって。私もここで活躍したいという気持ちは前より強くなった」。大きな夢のためにまずは明日、合格を掴みたい。 通算8アンダーの寺岡沙弥香が首位。6アンダーで都玲華、神谷桃歌が2位につけた。13オーバーで79位タイまでの90人が11月1日の最終ラウンドに進出。20位タイまでの選手が合格となる。
THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi