14年ぶり高性能ワゴン BMW新型「M5ツーリング」が8月15日発表へ 727馬力のPHEVか
2010年生産終了した「E61型」以来初
BMWの新型ステーションワゴン「M5ツーリング」が8月15日に公開されることが決定した。14年ぶりの復活となる。 【写真】ビッグパワーの高性能ハイブリッドセダン【BMW M5を写真で見る】 (23枚) 新型M5ツーリングは、米カリフォルニア州で開催されるモントレー・カー・ウィークにてデビューを飾る予定だ。 仕様はまだ明らかにされていないが、M5のセダンと同じ4.4L V8ツインターボと電気モーターからなるハイブリッド・パワートレインの採用が確実視される。セダンでは合計出力727psと最大トルク102kg-mを発生する。 18.6kWhの駆動用バッテリーを使用し、セダンでは電気のみで75kmを走行できる。ステーションワゴンのツーリングでは、ルーフラインが高いため空気抵抗が増える可能性があり、この距離は若干短縮されるかもしれない。 また、車両重量もM5セダンの2.4トンから微増し、0-100km/h加速タイムは3.5秒より遅くなる可能性もある。 当然ながらトランク容量は拡大され、約540Lになると予想される。 M5に「ツーリング」が設定されるのは、2010年に販売終了となったV10エンジン搭載のE61型以来となる。
チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)