「銀河系軍団」優勝候補・金蘭会(大阪)が安来(島根)を圧倒…6年ぶりの頂点目指し準決勝進出【春高バレー・女子準々決勝】
FNNプライムオンライン
1月7日(火)、大会3日目を迎えた第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)は3回戦と準々決勝が行われた。 女子準々決勝注目のカードは、アンダーエージカテゴリーの日本代表が10人在籍し「銀河系軍団」とも呼ばれ、インターハイとの2冠を目指す優勝候補の金蘭会(大阪)と島根県勢としては40年ぶりのベスト8進出を果たした安来の一戦。 試合は序盤から金蘭会が強さを見せつける。 今大会好調のミドルブロッカー・花岡明里がスパイクを決めれば、セッターの花岡千聡がブロック、2アタックと連続ポイント。キャプテン西村美波と大森咲愛の両エースも次々とスパイクを決め安来を圧倒。 最後は花岡明里と大森咲愛が連続でブロックを決め、第1セットを25-10で先取する。 続く第2セットも金蘭会ペース。 安来は、次々と放たれる金蘭会のスパイクをなんとか拾ってつないでいくものの、地力で上回る金蘭会が得点を積み重ねていく。結局、金蘭会が第2セットも25-12で奪いストレート勝ち、2019年以来6年ぶりの春高優勝を目指して、準決勝にコマを進めた。 試合後、大森咲愛は「スパイクとブロックで強さを見せられた。まずは準決勝の対策をして、見ている方が楽しいと思えるバレーをしたい」と語り、キャプテンの西村美波も「攻めたバレーができてよかった。たくさんの方が応援してくれているし、恩返しができるよう3年生が気持ちを出して日本一になります」と、頂点に向けて力を込めた。 春の高校バレー 女子準々決勝 金蘭会(大阪) 2-0 安来(島根) (25-10、25-12)
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