「おいしい話なんてこの世にはない」TKO木本さん会見1月23日(全文2)
許認可制と知らずにお金を預けたのか
記者:すみません。いつもお世話になってます。ABEMAの辻と申します。 木本:お世話になっています。 記者:お世話になっています。2点お伺いしたいんですけれども。まず1点目なんですけれども、先ほどおっしゃられていたように、お金を増やすとかっていうのは決して悪いことではないと思うんですけれども、例えばFXとかっていうのは資格を持った人がやらないといけないとか、そういったものがないところにお金を預けてしまったっていうのが今回、問題だと思うんですけど。木本さんが事前にお調べになった中で、そういうのってちょっと怪しいぞとか、許認可制なんだぞっていうのは知らずにお金を預けてしまったのか、それとも、どういったところで、違法性の意識じゃないですけど、そういうところが。 木本:まず知識の甘さで、そこを細かく調べよう、注意しようっていう意識はなかったんだと思います。で、トレードの先生で、トレーダーだっていうふうに紹介されたんで、もうそういう資格を持ってる人なんだってどこかで思い込んでたっていうのはあります。 記者:もう1点なんですけれども、芸人さんのお仲間とかも含めたお話になってきているのかなとかって思うんですけれども、今回こうやって明るみに出ましたけれども、例えばお笑い芸人さんの間で、同じような怪しげな話とか、無許可でこういうことをやってお金を預けるとか、そういうのって結構、はびこってるものなんですか。それともこれは結構、特殊なケースなんですか。いかがですか。 木本:特殊なケースだと思います。本来、お笑い芸人、そこもすごく僕、情けない気持ちになった1つなんですけど、確かに、例えば仮想通貨、このコインを買った、じゃあこうなったとかって話題にする仲間とか、知人のお笑いタレントっていっぱいいます。いっぱいというかそれなりにいますけども、それだけで楽しんでるんです。みんな本当に常識の範囲で楽しんでるんですね。で、僕はその常識の範囲を突き破ってしまったというか、一歩外に出たところで、こういうこともあるんだよっていう駄目なエリアに僕は足を踏み入れてしまったと思うんですね。でも、ほとんどのみんなはそういうところに目を向けずに、きちんと仕事をしてるんです。僕も仕事をしてたつもりだったんです。でも結果的に僕はおろそかにしてました。それがすごく、これから、今まで付き合いさせてもらってきた仲間に会うときに恥ずかしい部分の1つですね。 記者:ありがとうございます。 木本:ありがとうございます。 【書き起こし】TKO木本さん会見1月23日 全文3へ続く