「おいしい話なんてこの世にはない」TKO木本さん会見1月23日(全文2)
木本さんが代表して返済してもらうのか
記者:リポーターの島田です。 木本:お願いします。 記者:この今、3分の1ぐらいになった返済のことに関してですけれども、これ、4億5000万円あったものが今、1億5000万円ぐらいになっているっていうことで。 木本:だいたいその辺りです、はい。 記者:これはA・B、内訳というのはどんな感じになってるんでしょう。 木本:すみません、そこなんですけど、本当に申し訳ないんですけど、和解、合意をまいたAのほうとも、ちょっとその内容の中で詳細はお互いもう発言しないっていうような口止めというのが強く弁護士のほうからされてるので、はい、すみません、そこは。 記者:これは返済は木本さんが代表して返済してもらうということですか。 木本:はい、そうです。 記者:で、皆さんとは、ほかの被害に遭った皆さんと木本さんは、どういう形になってるんでしょう。何か契約を交わしたみたいなお話もありましたけど。 木本:あ、そうです、そうです。本当に、最初に連絡がつかなくなってどうしようもないっていうときに僕が、もうとにかく状況を少しでも、うーん、落ち着かせたいという気持ちがあったので、自ら進んで、決して望まれてはない、先方から詰められたりとか、そういうことは一切なかったんですけど、今の今まで、もう本当にそれは感謝してるんですけど、自分の口から、外部に漏れないようにっていう思いで、とにかく、もし返ってこなかった場合は私が責任取りますんで、どうか表に出さないでくださいっていうような書面は書きました。
芸人仲間に言葉を掛けてもらってうれしかったことは
記者:そういう形だったんですか。木本さんが借りたみたいな形にしたわけではなく。 木本:はい。 記者:何かあったら自分が返すのでっていう。 木本:ていうふうに、はい、書きました。はい。 記者:木本さんが借用書を相手に書いて渡したっていうことじゃないんですね。 木本:はい。で、そのやりとりが、覚書という形なので、ね、その相手先の人が、それは借用書だっていうふうに言われてしまったら借用書になるのかもしれないですけど、とにかく約束事をまとめて書面でまきました。はい。 記者:本当にそういった、毎日つらい日々を過ごしていらっしゃったということですけれども、そんな中で、例えば芸人のお仲間だったり、どんな言葉を掛けてもらってうれしかったこととかってありますか。 木本:そうですね、本当に、こんな僕でもたくさんの先輩や仲間や後輩の皆さんから連絡いただいて、励ましていただいたのが何よりの支えだったんですが、もう本当にいろんなこと言っていただいて、誰かお1人をっていうとすごく、じゃあどなたの人を言っても、ああ、この人はとかって思っちゃうんで難しいんですけども、でもやっぱり一番近く、お世話になってきた先輩でいうと、やっぱり鶴瓶師匠にはすごく最初に強く注意を受けましたし、注意を受けたあと師匠はすごく励ましてくれ、本当に日々の飲食というか、食料もずっと送ってくださり、支えていただきましたね。 あとはでも、もう1つ、僕の中でエネルギー、活力にさせてもらえたのはほかにもいらっしゃるんですけど、例えばサンドウィッチマンのお2人は、伊達ちゃんが頑張ってくださいっていうようなメールをくれたら、きっとその横にいたと思うんですけど、すぐ富澤くんのほうから、いつ逮捕されるんですかとか、そういうちょっと突っ込ませようとするメールを送ってきて、そのたびに今ちょっと、もう、うまく返されへんわみたいな返し方してたら、突っ込むまで一日中メールでぼけてきてくれて、で、もうええかげんにせえみたいな感じでやっと突っ込んだら、頑張ってくださいねって終わったりして。そういう芸人の仲間がほかにもすごく多かったです。でもそれが本当に、なんて言うんでしょうか、僕には、芸人として待ってるでっていうように聞こえて、すごく支えになりました。 記者:相方はどうですか。 木本:本当に、相方もちょっといろいろ騒動があって、それに関して僕は松竹芸能という事務所で待ってるという態勢でやってきて、いつか必ず相方を事務所に戻すぞっていう気持ちで頑張ってて、正直、相方にはこうしろよ、ああしようぜって偉そうに励ましてきました。