J1札幌、2年連続8強進出 鈴木武蔵、中村桐耶が2得点…ルヴァン杯プレーオフラウンド第2戦
◆YBCルヴァン杯▽プレーオフラウンド第2戦 札幌2―1富山(9日・富山県総合運動公園陸上競技場) J1北海道コンサドーレ札幌はアウェーでJ3の富山を2―1で下し、引き分けた5日の第1戦と合わせて1勝1分けとし、2年連続の8強入りを決めた。ホーム&アウェー方式の準々決勝(相手、場所未定)は9月4、8日に行われる。 5日にホームで行われた第1戦で辛うじて引き分けた札幌。この日の先発は2日のリーグ戦から2人入れ替えたベストに近い布陣で臨んだ。 ボールを持つ時間帯が多い中、前半37分に自陣中央からのMF駒井善成のロングフィードを、右サイドのMF近藤友喜が空中戦で競り勝って抜け出し、ペナルティーエリアに侵入。相手DFに後方からタックルを浴びてPKを獲得した。前半40分、FW鈴木武蔵が相手GKの逆を突くゴールで先制に成功した。 後半6分には右CKからファーサイドのMF近藤が中に折り返し、DF中村桐耶が左足でダイレクトで合わせて追加点を奪った。その後も試合を押し気味に進めたが、終了間際の後半44分に第1戦でも得点を挙げた富山FW碓井聖生にゴールを奪われた。それでも危ない場面を全員でしのぎ切り、2―1で勝利した。
報知新聞社