大相撲九州場所に「どすこい」が…幕内で231日ぶり勝利の尊富士も取組前に目撃「福岡ならでは…」「野球好きなんで」
◇10日 大相撲九州場所初日(福岡国際センター) 3場所ぶりに幕内復帰を果たした西前頭16枚目・尊富士(伊勢ケ浜)が、新入幕の朝紅龍(高砂)をはたき込みで破って白星発進。110年ぶりの新入幕優勝を決めた春場所千秋楽以来、幕内で231日ぶりに勝ち名乗りを受けた取組後に「福岡ならではですね」という場面を振り返った。 時間いっぱいで塩をまく瞬間、観戦していたソフトバンクで本塁打、打点の2冠に輝いた山川穂高内野手が、視界に飛び込んできたという。「『アレ?』という感じ。野球好きなんで」 思わぬ”出会い”だったが「土俵は変わらないので」と集中をキープ。引く相撲内容を反省して「あした以降、自分の相撲を取れるようにやるだけです」と意気込んだ。
中日スポーツ