井上尚弥の次戦はTJ・ドヘニー? グッドマンではなく、ドヘニーがポールポジションと海外メディア
アイルランドのボクシング専門メディア「IRISH BOXING」は15日(日本時間16日)、「TJ・ドヘニー(アイルランド)がサム・グッドマン(オーストラリア)を追い抜き、井上尚弥(大橋)と対戦するポールポジションに浮上した」と報じた。 同メディアは世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者の井上尚弥を共同プロモートする米トップランク社のCEO・ボブ・アラム氏の発言を根拠にしている。同氏は最近、記者に対し「井上陣営は9月にグッドマンと対戦するため交渉中だが、グッドマン陣営は12月を希望している。そうなると、井上は9月に日本でドヘニーと対戦することになるかもしれない」と語ったという。 ドヘニーは元IBF王者で通算成績が26勝(20KO)4敗のハードパンチャー。本人も「IRISH BOXING」の取材に「9月は私が最有力候補で、グッドマンはその後になる可能性が非常に高い」と発言。「どちらにしてもタイトルのチャンスはあるだろう。私はWBOランキングで3位に位置しており、間もなく2位に昇格する予定だ」と37歳のベテランはベルト奪取に意欲を示した。
報知新聞社