Pudgy PenguinsのPENGUトークン、時価総額23億ドルでデビュー
NFTプロジェクトPudgy Penguins(パジー・ペンギンズ)のネイティブトークンPENGUが、エアドロップを通じてNFT保有者に配布され、時価総額23億ドル(約3450億円、1ドル150円換算)でデビューした。 CoinMarketCapによると、ソラナベースのトークンであるPENGUは総供給量が888億8000万枚で、リリースから最初の1時間で約9000万ドル(約135億円)の取引高を記録した。 PENGUの供給量の23.5%がエアドロップに割り当てられ、さらに22%がソラナとイーサリアムのコミュニティ向けに確保された。また、供給量の12.3%が分散型取引所(DEX)での流動性として使用される予定だ。 Pudgy PenguinsのNFTのフロア価格はPENGUのリリースに伴って上昇している。最も安いNFTは本記事執筆時点で34.1ETH(13万6000ドル、約2040万円)で取引されており、2.6%の上昇を記録した。この時点では、クリプトパンクス(CryptoPunks)に次いで2番目に価値が高いコレクションとなっている。 Pudgy Penguinsは、NFT市場全体を上回るパフォーマンスを示している。NFT市場は、今サイクルでミームコインが出現したことを受けて数年単位の低迷が続いている。NFTは2022年に投機的な暗号資産(仮想通貨)投資家の間で人気を博したが、誇大宣伝と流動性が失われるにつれて資産価格も下落した。NFTマーケットプレイス、オープンシー(OpenSea)の取引高は2022年に1日で27億ドル(約4050億円)を超えたが、今月は3000万ドル(約45億円)を超えるのに苦戦している。 |翻訳・編集:林理南|画像:Pudgy Penguins|原文:Pudgy Penguins PENGU Token Debuts at $2.3B Market Cap
CoinDesk Japan 編集部