長野県中部に「大雨警報」 夜遅くまで土砂災害に警戒を 交通にも影響 JR中央西線は特急が運休
長野県内は2日午後、各地で大雨となりました。中部には「大雨警報」が出され、夜遅くにかけ土砂災害に警戒が必要です。 前線と低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、県内は大気の状態が非常に不安定になっています。 午後は各地で激しい雨が降り、上田地域と松本地域に「大雨警報」が出ました。松本地域は午後6時すぎに解除されましたが、中部では夜遅くにかけて土砂災害に警戒してください。 交通にも影響が出ました。JR中央西線は、午後4時半ごろ木曽地域で雨量が規制値に達したため上松~塩尻間で運転を見合わせ、特急「しなの」も午後5時台から上下4本が運休しましたが、午後7時すぎに運転を再開しました。 JR飯田線は、午後3時すぎに雨量が規制値に達し、伊那大島(松川町)~伊那福岡間(駒ヶ根市)で終日運転見合わせとなりました。 JR中央東線は、午後4時すぎ、辰野町で橋梁の水位が規制値に達したため、辰野~塩尻間で運転を見合せましたが、午後7時すぎに運転を再開しました。 3日は次第に高気圧に覆われ、日中は天気が回復。各地で晴れる見込みです。明け方までは北部で雨の所がありそうです。
長野放送