中日OB・川上憲伸が語る!来年の「ドラゴンズの沖縄キャンプ」見学は2月の第1クールを見るのが一番お得?その理由とは
元中日ドラゴンズ投手で野球評論家の川上憲伸さんが、11月30日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に出演し、プロ野球の監督人事について語りました。来年のキャンプを見に行くドラゴンズファンへのアドバイスもあります。 【画像】2024シーズンの中日ドラゴンズを画像で振り返る!【ギャラリーはこちら】
中日では半世紀ぶり
二軍監督からの一軍監督昇格は、中日ドラゴンズでは珍しいようです。若狭が調べたところひとりだけいたそうです。 それは1960年に二軍監督を務め、翌年から2年間、一軍監督となった濃人貴実さん。 ちなみに濃人さんの前は、明治大学OBの杉下茂さんが、1959~1960年に監督を務めていましたが、1960年の成績は5位でした。翌年二軍監督から昇格した濃人さんが2位に押し上げました。 二軍監督から一軍監督への昇格。他球団ではよく見られますが、今回の井上監督の昇格は、ドラゴンズでは半世紀以上ぶりということになります。
メジャーから取り入れる
川上「ようやくドラゴンズも今風になってきたのかな。じゃあ今風って何だろう?って言うと、アメリカの物を取り入れようとするじゃないですか。メジャーリーグですよ」 日本ではGM制度を取り入れたり、球団 OBではない人にコーチを任せるなどメジャーリーグのやり方を取り入れてきました。近年ではデータ野球があります。 川上「メジャーリーグはチームのスタッフの中に野球をやったことがない人もいます。野球をやったことがなくても調べるのは詳しいとか、そういう人は多いです」
メジャーの監督
川上「アメリカの監督は、結構、マイナーリーガーで終わってる人が多いんですよ」 マイナーリーグをよく知ってる人は、選手の気持ちがわかるので、うまくチームを引っ張っていけると続ける川上さん。 川上「僕もアメリカでマイナーにいましたけど、マイナーはそういうところを勉強する部分も多くて、二軍から一軍に上がれた人は、二軍で結果を残したから呼ばれたんだとは思わない」 一軍に欠員が出たとしても、自分と同じポジションでないと上に上がれません。 二軍で調子が良くてもなかなか呼ばれず、そのうちに状態が悪くなり、ついには一切呼ばれなくなる選手もいるそうです。