容赦なき”狩り”がエスカレートしていく『クレイヴン・ザ・ハンター』日本版予告&新ビジュアル
「スパイダーマン」や「ヴェノム」シリーズのソニー・ピクチャーズが放つマーベル最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』が12月13日(金)に公開される。このたび、本作の日本版予告と、クレイヴンの新ビジュアルが解禁された。 【写真を見る】数多の屍の上に築かれた玉座に腰かけるクレイヴン クレイヴンは、原作のマーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、ヴェノムにも匹敵する強さを誇るヴィラン。引き締まった強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感で、獲物をどこまでも追跡する。動物との意思疎通も可能で、周りの猛獣たちを従えて戦うまさに<百獣の王>だ。本作では、彼がいかにしてその力を得て、悪名高き最強のハンターとなったのか?<クレイヴン・ザ・ハンター>誕生の物語が描かれる。 主役クレイヴン役を務めるのは「キック・アス」シリーズや『TENET テネット』(20)などのアーロン・テイラー=ジョンソン。今作ではまさに“最強”に鍛え上げられた美しい肉体で生身のアクションを披露した。さらにクレイヴンの父親役を、オスカー俳優のラッセル・クロウ、ヒロインのカリプソ役をアリアナ・デボーズが演じる。 今回解禁された日本版予告では、ライオンに襲われたことをきっかけに”百獣の王”の力を手にしたクレイヴンが、獲物を容赦なく狩りまくる超過激なシーンが何度も繰り返される。刑務所、森の中、廃墟、そしてビル街など、あらゆる場所で”狩り”を実行し、一度狙った獲物は確実に仕留めるまで、どこまでも執拗に追い続ける。その姿はまさに容赦なきハンターだ。 すでにアメリカでは、ソニー・ピクチャーズが製作するマーベル作品として初めてR指定を受けており、日本での映倫区分は未定だが、これまでのマーベル作品とは一線を画すバイオレンスな作品であることがわかる。自身の父親がもたらした悪を始末すると言いながら、金もうけのために動物を“狩る”人間たちを次々と“狩り返す”クレイヴンだったが、全身が硬い皮膚に覆われた巨大な怪物<ライノ>も登場し、闘いは次第にエスカレート。愛する弟には「兄さんはただ…殺しを楽しんでいるだけ」と心無い忠告を受けるが、クレイヴンの怒りは激しい死闘と共にさらに増幅していく。 クレイヴンの容赦なき”狩り”が行きつく先にあるものとは?そして、今回の予告編で「血の果てまで、狩り尽くす」という身震いするような本予告のナレーションを担当したのは誰なのか?本作の今後の続報にも注目していきたい。 文/鈴木レイヤ