【ブルージェイズ0－10アストロズ】＠ミニッツメイド・パーク

ノーヒッターを達成したアストロズのロネル・ブランコ（MLB Advanced Media）

　ヤンキースとの開幕4連戦でまさかの4連敗を喫したアストロズは日本時間4月2日、ブルージェイズとの3連戦がスタート。その初戦は今季から先発ローテーションの一角に抜擢された30歳の右腕ロネル・ブランコが快投を見せ、球団史上17度目となるノーヒッターを達成した。アストロズは10対0で快勝して開幕からの連敗を4で止め、快挙達成のブランコは今季初勝利（0敗）をマーク。ブルージェイズ先発のボーデン・フランシスは6回途中10安打7失点で今季初黒星（0勝）を喫した。 　ブランコは初回先頭のジョージ・スプリンガーに四球を与えたものの、そこから打者26人を連続でアウトに仕留める安定感抜群のピッチング。9回表二死から再びスプリンガーに四球を与えたが、ブラディミール・ゲレーロJr.をセカンドゴロに打ち取り、ノーヒッターを達成した。9回105球を投げ、許した走者は四球による2人だけ。7つの三振を奪い、昨年のフランバー・バルデス以来となる球団史上17度目のノーヒッターを成し遂げた。 　開幕4連敗中のアストロズは、初回にカイル・タッカーの1号2ランとヤイナー・ディアスの1号ソロで3点を先制。2回裏にジェレミー・ペーニャが1号ソロ、4回裏にジェイク・マイヤーズがタイムリーを放ち、5対0とリードを広げた。ブランコの快投が続くなか、6回裏にペーニャのタイムリーで2点を追加。7回裏にはタッカーが2号2ラン、ディアスも2号ソロを放ち、2ケタ得点に到達した。最高の形で今季初勝利を挙げたアストロズは、ここから勢いに乗っていきそうだ。