【MLB】今季初の週間MVP発表 ヤンキース・ソトとダイヤモンドバックス・グリエルJr.が選出
日本時間4月2日、2024年レギュラーシーズン第1週の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはフアン・ソト(ヤンキース)、ナショナル・リーグはルルデス・グリエルJr.(ダイヤモンドバックス)が選出された。ソトはナショナルズ時代の2020年、パドレス時代の2023年に続いて自身3度目の受賞。ヤンキースからの選出は昨年9月のアーロン・ジャッジ以来である。一方、グリエルJr.はブルージェイズ時代の2020年以来となる自身2度目の受賞。ダイヤモンドバックスからの選出は昨年6月のコービン・キャロル以来となった。 現在25歳のソトは4試合に出場して打率.529(17打数9安打)、1本塁打、4打点、OPS1.365の好成績をマーク。9安打はリーグ1位、打率と出塁率(.600)はリーグ2位、13塁打はリーグ3位にランクインした。4試合中3試合でマルチ安打を記録し、うち2試合は3安打。日本時間3月31日のアストロズ戦で7回表に決勝アーチを放つと、翌日の同カードでも9回表に決勝タイムリーを放ち、チームの開幕4連勝に大きく貢献した。 現在30歳のグリエルJr.は4試合に出場して打率.471(17打数8安打)、3本塁打、10打点、OPS1.644の大暴れ。打撃成績の各部門でリーグ上位に名を連ね、打点と19塁打はメジャー1位、3本塁打は同1位タイだった。開幕から3試合連続本塁打を放ち、これは球団史上初の快挙に。メジャー全体でも2022年のダニー・ジャンセン(ブルージェイズ)以来であり、昨季は達成者が1人もいなかった。開幕戦では球団新記録の1イニング14得点にも貢献。この試合で5打点をマークし、これは開幕戦の球団新記録となっている。