広島へ復帰するスタンダール・リエージュMF川辺駿(C)Getty images

【国内サッカー・Jリーグニュース】サンフレッチェ広島は2日、スタンダール・リエージュ（ベルギー）のMF川辺駿が完全移籍でクラブ間基本合意に達したことを発表した。 ●【動画】今夏移籍｜大橋祐紀（サンフレッチェ広島→ブラックバーン・ローヴァーズFC）プレー集

現在28歳の川辺は、広島の下部組織出身。2014年にトップチームに昇格し、プロ2年目にジュビロ磐田に期限付き移籍すると、移籍初年度からリーグ戦33試合に出場し、J1昇格に貢献した。 3シーズンに渡る磐田での武者修行期間を経て、2018年に広島に復帰。2019年、2020年にはリーグ戦全試合に出場する主力として活躍した。 2021シーズン途中にスイスのグラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ移籍し、初の海外挑戦を決断。その後はイングランドのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCと契約した後に再びグラスホッパーへ期限付き移籍でプレーした。 ベルギーのスタンダール・リエージュに完全移籍した昨季は、リーグ戦36試合で7得点9アシストと結果を残したが、今夏に3シーズンぶりに広島へ復帰することになる。 クラブ公式サイトを通じて以下のように思いを綴った。 「サンフレッチェ広島という大好きなクラブ、自分の育ったクラブからオファーをもらい、またこのエンブレムを付けてプレーできることを嬉しく思います！ 自分のキャリアの中で間違いなく1番大きな決断になりました！ 年齢やパフォーマンス面でもこれからくるピークをこのクラブのために闘いたいと思いました！ エディオンピースウイング広島で会えるのを楽しみにしています！」 なお、今後はメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定となっている。