ヤクルト・大西広樹が倍増の6400万円でサイン 6年目の来季は守護神奪取へ「抑えを狙ってやっていきたい」
ヤクルト・大西広樹投手(27)が5日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、倍増の来季年俸6400万円(推定)でサインした。5年目の今季はチーム最多となる60試合の登板で、同トップタイの9勝(1敗)をマークし、1セーブ、23ホールド、防御率1・34。飛躍したシーズンを振り返った。 【写真】大学時代の大西広樹投手 「個人的には、数字上すごくよかったなというところはあるんですけど、チームが5位ですし、投げるポジションも固定されていなかったので、来年はそこを固定されるように頑張って、優勝目指して頑張りたいなと思います」 チームは今季2年連続リーグ5位と低迷。シーズン通して抑え投手が固定できず、9投手にセーブがつくという結果だった。大西は6年目の来季に向け「やっぱり、リリーフするなら抑えを狙ってやっていきたい」と決意を明かし、目標の数字については「今年よりもいい成績を残せたらなと。キャリアハイを目指して頑張りたいなと思います」と意気込んだ。 色紙には「優勝!!」と力強く記した大西。「やっぱり優勝したいというのが一番ですね」と言葉に力を込めた。