大阪市がウィズコロナ時代の公園活用イベント 中之島公園でWi-Fi環境整え屋外で仕事できる空間など形成
11月17日から21日まで中之島公園で
大阪市は21日、ウィズコロナ時代の新しい生活様式に対応した公園活用イベント「中之島モダンシーン」を11月17日から21日まで開催すると発表した。大阪市の松井一郎市長は同日に行われた定例記者会見で「こうした取り組みを進めることで都市の基盤、施設、地域の拠点として、都心の生活に潤いをもたらす、水都大阪のシンボルとなってほしい」と話している。 【中継録画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2021年10月21日)
新しい生活様式に対応したオープンエリアの憩い空間の形成
発表によると、このイベントはウィズコロナ時代でテレワークや公園などのオープンエリア利用者の増加が見込まれることから、中之島公園で新しい生活様式に対応したオープンエリアの憩い空間の形成をはじめ、中之島周辺エリアの活性化を推進するために行われるとしている。
屋外で仕事のできる空間や公園内で自由に本が読める環境などを提供
当日はWi-Fiや電源環境を整え、屋外でも仕事のできる空間やオープンカフェでくつろぎのひとときを過ごせる場が用意され、持ち運びが可能なマットの貸し出し、公園内で自由に本が読める環境などを提供するという。
大阪市はこれまで、同市中心部を走る道路の一つである「中之島通」で、交通安全対策や中之島エリア全体の回遊性向上を目的に公園化整備を行ってきた。
松井市長「中之島公園の魅力を広く知っていただける機会に」
今回の開催について、松井市長は「こども本の森ピクニックは持ち運び可能なマットも貸し出して、公園内で自由に本が読める場所を提供するものです。今回、道路から公園に生まれ変わった中之島公園で新しい憩いの空間を提供すると同時に、中之島周辺エリアの活性化を推進することで中之島公園一帯を、魅力を広く知っていただける機会になると考えます」と話している。 詳細は「中之島モダンシーン」の公式サイトで。