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巨人の岡本和真がプロ初満塁弾で本塁打王争い独走も”巨人大物OB”は「まだ4番の顔になっていない」

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THE PAGE

巨人が1日、東京ドームで行われた広島戦に11ー3で圧勝、5年連続で負け越している天敵カープを相手に5連勝を決めて貯金を「11」に増やした。丸佳浩(31)へのバント指令が幸運な勝ち越し点に変わるなど“原采配“が冴え渡ったが、トドメを刺したのは6回に岡本和真(24)が放ったプロ初となる満塁本塁打。それでも巨人OBの”大御所”は、「まだ4番の顔になっていない」と苦言を呈した。その真意とは?

打点争いでもトップに肉薄

 カープの戦意を喪失させる一発だった。  6回。広島の3番手、ケムナ誠から丸が押し出しの四球を選び6-1と点差が広がり、なお一死満塁と続くチャンスに岡本が豪快なグランドスラムをレフトスタンドの前列に低い弾道のライナーで叩き込んだ。カウント1-0から高めに浮いた外角のスライダーを泳ぎながらパワーで強引に引っ張ったのだ。  試合中に伝えられた談話は、「特に何もないです。追加点が取れたことがよかったです。また打てるように頑張ります」というもの。10-1と勝負を決めた一撃は、プロ通算79本目にして初のグランドスラムだったが、ダイヤモンドを回る際に表情を変えず、ベンチ前でも照れ笑いを浮かべただけだった。  2試合ぶりの14号。この日、負けじと意地の一発を放った2位の広島、鈴木誠也に4本差をつけてセ・リーグのホームランダービーのトップを走り、打点王争いでもヤクルトの村上宗隆の38に1点差に迫る37に伸ばした。打率も.308をキープしている。  巨人の4番として堂々たる数字だが、巨人OBで、西武、ヤクルトで監督を務めた球界大御所の広岡達朗氏は、「岡本はカタチができてきた。下半身で振れているから揺さぶられることが少ないし、センターから逆方向の打球も若干増えてきた」と評価したものの、こう苦言を付け加えることを忘れていなかった。 「4番として相手に睨みがきかない。まだ4番の顔にはなっていない。本来なら3番、5番を打つバッターだ」  広岡氏が指摘する「4番の睨み」「4番の顔」とはどういうことを示すのか。 「つまり4番としての睨みが利くようになるためには、4番の仕事を確実に果たして強さを示すこと。楽なところで数字を伸ばしても4番ではない。相手が巨人の4番として尊敬し警戒するようになってこそ一流。その前後の打者にも影響が出てくるものだ」

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