前検一番時計をマークしたのは田中宏樹/ボートレース宮島
ボートレース宮島の「第5回週刊大衆杯」が11日に開幕する。正月戦の優出機が出揃っているが、今大会は低率エンジンもあって機力差はいつもより激しくなるかもしれない。 前検一番時計をマークしたのは田中宏樹。良機で好タイムをマークしている選手でも6秒60台の前半ぐらいだが、田中は6秒50と破格の数字。ただ、これはチルト3での結果なので、舟券的には外枠の時に注視しておくぐらいで良さそう。 試運転、前検のスタート特訓で目を引いたのは野長瀬正孝、地元の山下和彦、良機を手にした黒崎竜也だが、山崎善庸、齊藤優、南佑典、石丸海渡、金子萌も機歴以上の動きを見せていた。 一方、若手に好エンジンが行き渡っているのも興味深い。好素性機を手にした前原大道は「これ凄くいいですよ。回ってから押す感じが体感で分かるぐらいだし、いいエンジンですね」と目尻を下げた。さらに前節優出している大原祥昌、津田陸翔の地元フレッシュルーキーコンビも好ムード。大原は正月戦で辻栄蔵が優勝したV機で、津田も「感じよかったですよ」とニンマリ。この両者がV戦線に旋風を巻き起こすかもしれないので、初戦からチェックしておこう。
マクール