冬タイツの着こなし方って? 絶対にやってはいけないNGコーデ3選
NG②服とタイツの厚さがちぐはぐ
タイツのシアー感を数値で表すデニールは、糸の太さ(番手)によって決まる。何デニールのタイツを選ぶかは、スタイリングに合わせて。ファッションとタイツの厚さがちぐはぐだと、どんなにおしゃれをしても、残念な印象に。 「タイツをおしゃれの一部として取り入れるとき、大人っぽく見えるのは、ほどよくシアー感がある30~40デニール。トレンドのクワイエット・ラグジュアリーなスタイルや'90年代のオフィススタイルに80デニールなど厚手のタイツを合わせると野暮ったくなるので注意。一方で、2023-24年秋冬コレクションではコットンやリブ編みなどのカジュアルなタイツを、メリージェーンやチャンキーヒールのシューズに合わせるモードブランドも多く見られました。ピリッとかっこいいスタイリングには薄いタイツ、カジュアルやガーリーなスタイルには厚いタイツと心得ましょう」(早川さん)
NG③タイツの厚さがTPOに合っていない
タイツの厚さは、はく場所やシチュエーションによってマナーや相性がある。 「ストッキングやタイツには、シーンに適したカラーや厚さを選びましょう。パーティや結婚式などのお祝いのシーンでは、華やかで明るく見える色や、透け感がある20~40デニールを。お葬式の際は光沢のないマットタイプの黒がマナー。『カルツェドニア』のタイツはデニールごとに編む強度を変え、穴が空いても伝線しにくい構造なので、8デニールなどの極薄タイツでも比較的丈夫です」(カルツェドニアPR)