シャビ・アロンソ監督はやはりレアル・マドリーの“選ばれし者”か…西メディア「何人かに今季終了時にレヴァークーゼンを去る決断を伝えた」
レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督はすでに来夏の退団が決定しているのだろうか。スペイン版『Eurosport』が報じている。 昨季ブンデスリーガ史上初のリーグ戦無敗でレヴァークーゼンをクラブ史上初のリーグタイトルに導いたアロンソ監督。古巣のレアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘン、リヴァプールの指揮を執る可能性が盛んに伝えられた中、今年3月には2024-25シーズンもレヴァークーゼンで過ごすことを明言し、残留していた。 しかし、アロンソ監督はクラブと結んでいる26年までの契約を全うしないかもしれない。『Eurosport』によれば、スペイン人指揮官は「ドレッシングルームですでに何人かのメンバーに今シーズン終了時にはこのドイツクラブを去る決断を伝えた」という。 そして、そんなアロンソ監督の新天地となる可能性が高いのはレアル・マドリーとのこと。同メディアはアロンソ監督こそ「レアル・マドリーの新たなサイクルを始める選ばれし者であることは明らかだろう」とし、同クラブもカルロ・アンチェロッティ監督の同じく26年までとなっている契約の満了を待たないで42歳の指揮官の招へいに動くと見ている。 同メディアはまた、バイエルンがアロンソ監督を迎える可能性は除外しないものの、同クラブの首脳陣がヴァンサン・コンパニ新監督のパフォーマンスに満足するかにもよると考える模様。リヴァプールに関しては、今夏に就任したアルネ・スロット監督との「プロジェクトがスタートしたばかりで、信頼関係がある程度築かれているため」、アロンソ監督の招へいの可能性はやや低いと見るようだ。 なお、『Eurosport』はレアル・ソシエダへの復帰の可能性にも言及。ロベルト・オラベFD(フットボールディレクター)が今季限りで退団するため、「アロンソにとっては安全な賭けではなく、むしろその逆だろう」といった見解が述べられている。