あなたの”ちょい噛み”によく効く。リストウェイトでザックリ癖が治ります!【前編】
ザックリの原因3「ひじひきあわせ打ち系」
柔らかくヒットしようとして左ひじを抜くと、ヘッドの最下点がズレやすい。ダフリだけでなく、トップも出る。
本当はこう打ちたい!「ザックリしない軌道は振り子のイメージ」
「“横から軌道”は、腕とクラブを振り子のように使って振るイメージです。テークバックもフォローも胸をきちんとターンさせるのがポイント。これで、スウィングアークが大きくなり、ヘッド軌道が安定するため、最下点もズレにくくなります」(林)
アプローチだって、腕とクラブの振り子運動
GD アプローチが苦手なゴルファーは、ヘッドを上から打ち込んでいるということでしたが、どうすればいいのでしょうか? 林 短い距離を打つアプローチといえどもスウィングですから、腕とクラブを振り子のように振っていく必要があるんです。 GD 振り子運動? 林 そうです。ボールを打ちにいく動きをいったん忘れて、腕とクラブを振り子のように振る感覚ですね。そうすると、エッジが引っかかる“上から軌道”は、ドリンクを入れたカートバッグでもOK!イン・トゥ・インでは上手く振れないソールが抜ける“横から軌道”に自然になっていきます。
GD なるほど。 林 そのためには、まず、どうやっても振り子にしか振れない重たいものを振って、振り子に動く感覚を体に思い出させることです。カートに積んである水バケツを振ると、振り子の軌道やリズムがわかりやすいですよ。このとき、腕の力だけで振ってはいけません。テークバックもフォローも、胸の面がちゃんとバケツのほうに向くように振ることが重要です。 GD 手先ではなく、体を使って振れ、ってことですね。 ザックリの原因がお分かりいただけたかと思います。11月7日12時30分公開予定の「後編」ではザックリを治す不思議な方法を紹介します! PHOTO/Yasuo Masuda THANKS/季美の森GC ※週刊ゴルフダイジェスト11月12日号「リストウェイトでザックリ癖が治るんです」より一部抜粋
週刊ゴルフダイジェスト