鍛えるシェフの筋肉レシピ:エビと長芋のニンニク醬油の前菜(専門家が栄養監修)
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈中国意境菜 白燕〉オーナーシェフ白岩勝也さんに教えてもらった「エビと長芋のニンニク醬油の前菜」。[supervision: Reiko Kawamura]
教えてくれた人:白岩勝也さん
高級ホテルや有名店を経て、北京と香港で修業。2019年現店開店。中国各地で吟味した食材や味を独自の料理で提供。JR東日本〈TRAIN SUITE 四季島〉のシェフも担当。 * 少林寺拳法やバスケの経験者でもある〈白燕〉の白岩勝也さん。エスニックな香りで食欲をそそる、魚介の前菜を提案してくれた。 エビと長芋の前菜は、福建省の貝を漬け込んだ前菜のアレンジ。 「ピリ辛ニンニク醬油のタレには、エビだけでなく長芋もよく合うので一緒に漬けてみてください」
エビと長芋のニンニク醬油の前菜
◎材料:2人分 ・アルゼンチン赤エビ(生食用)…6尾 ・長芋(輪切り)…8個(100g) [A] ・醬油…1カップ弱 ・水…1/4カップ ・豆板醬…小さじ4 ・ニンニクすりおろし…大さじ4弱 ・鷹の爪…2本 ・砂糖…2/3カップ弱(80g) ・パクチー(ちぎる)…5少々 ◎作り方 1. エビは胴体部分の殻だけを剝く。 2. ボウルにタレの材料(A)すべてを入れて混ぜ合わせる。 3. 2に1、長芋を入れて漬け込む(冷蔵庫で6時間~10時間くらい漬けるのがおすすめ)。 4. 器に3を盛り、パクチーを飾る(写真は1人分)。
栄養ポイントはココ!
エビには強力な抗酸化成分・アスタキサンチンが。長芋は腸活にgoodなレジスタントスターチが豊富。また、豆板醬や唐辛子の辛味成分は交感神経を刺激し、脂肪燃焼を促す褐色脂肪細胞を活性化させるのにも役立ちますよ。 by管理栄養士 河村玲子さん ポイント:エビの殻は背中の真ん中あたりを割って指を入れながら剝くとラク。脚も取ろう。
text: Noriko Ozawa nutrition(初出『Tarzan』No.883・2024年7月4日発売)