「年齢的に高望みできない」「年収も見た目も学歴も普通でいい」 30代彼女が望むお相手の“非現実味” 婚活が苦戦する理由が自分にある事を知らない
ゴールが見えないからこそ、それが長く続くと疲弊して、婚活疲れを起こす。だからといって出会うことをあきらめたら、結婚できる可能性はどんどんなくなっていく。 婚活で大切なのは、未来を見つめて苦しくなるよりも、今の時間を大切にして、どんどん出会っていくことだ。さらに婚活疲れを起こさない秘訣は、終了した交際は引きずらないことだ。なぜダメだったのかを考えても、相手のあることなので、明確な理由などはわかるはずもない。
気持ちを切り替えて、新しい出会いに向かうことが大事だ。 世の中に恋多き人というのは、一定数いるだろう。ただ、その数よりも、恋愛経験が少ない(恋愛経験がない)という、恋愛下手な人のほうが圧倒的に多い気がする。 また一般的にいわれているのが、男性は女性の見た目や雰囲気がいいと、急激に相手を好きになる。 対して女性は、男性の見た目、経歴、年収、性格、行動パターンなどをトータルで見ていきながら相手を好きになっていく。よって、男性と女性とでは相手を好きになる速度が違う。女性は、男性よりも相手を好きになる速度が遅い。
■恋愛初心者が犯しがちな失敗 恋愛初心者の男性にありがちなのが、夢中になると女性に猪突猛進してしまう。あきのりもしかりだ。だが、気持ちが熟していない女性がそれをやられると、それを“圧”と感じてしまい、気持ちが引いてしまう。 交際をうまくいかせるためには、頻繁にLINEをしたりデートに誘ったりと積極的に動きながらも、相手の気持ちが今どこにあるのかを確認していくことが大事だ。 結婚相談所には、仮交際と真剣交際の区分がある。恋愛初心者は、仮交際期間を“人柄を見る期間”と捉えて、一方的に盛り上がるのではなく、冷静に相手を見ていく。そのためには、複数の女性と付き合うことで、執着を分散させるとよいかもしれない。
鎌田 れい :仲人・ライター