通天閣・全長60メートルの滑り台が完成 社長「攻めの一手で関西を盛り上げたい」
総工費は約3億円。通天閣社長「経営はしんどいけど攻めの一手で盛り上げを」
通天閣観光の高井隆光社長によると、今回の総工費は約3億円。「何回滑っていただいたら元が取れるのかなと思いつつ(笑)。コロナ禍で通天閣も経営的にはしんどいです。とはいえピンチがチャンス、暇な時の通天閣だからこそできたこと。今回のスライダーは攻めの一手です。2025年の大阪・関西万博に向け、関西が盛り上がるきっかけづくりとしていきたい」と力強く話す。
パッとひらめいたアイデアを本当に具現化、協力会社に感謝
また「本当に今を思えば、知らなかったからできたんだなあと。私がパッとひらめいたアイデアを本当に具現化してくれたのは、周りのみなさんの支えがあってかなと本当に感謝しています。本当に作ってくれはった協力会社のみなさんに感謝したい」とも話していた。
料金は1回1000円、対象年齢は7歳から64歳
タワースライダーは5月9日午前10時から運用開始。料金は1回1000円で展望台は別途料金。対象年齢は7歳から64歳で、12歳以下は保護者の承諾が必要となっている。また、体重は100キロ以下が条件となっている。