元秘書が上西小百合衆院議員を刑事告訴、上西議員は「許しがたい」
「私の元秘書が週刊誌にデマを持ち込んだ」と上西小百合衆議院議員がツイートした内容は嘘であり、名誉毀損にあたるとして、元政策秘書の男性が上西議員を大阪地検に刑事告訴していたことが明らかになった。これを受けて上西議員は11日、告訴されたことを認めたうえで「私は事実に基づいてツイートしている」などとして、虚偽ではないと反論した。 上西小百合衆院議員が会見(全文1)元政策秘書が『週刊文春』に売り込んだ
告訴状などによると、上西議員は昨春、体調不良で国会の本会議を休みながら、翌日と翌々日に秘書と温泉旅行に出かけたなどと週刊文春に報じられた。上西議員は、今年8月27日、週刊誌にデマを持ち込んだのは元政策秘書の男性だったとツイッターに書き込んだ。元政策秘書は、これらの書き込みが自分の名誉を毀損したとしている。 これに対し、会見した上西議員は「ツイートはすべて裏を取って書いており、嘘は一切書いていない。証拠も用意している。こういった嘘の告訴をされることは許しがたい」などと反論した。 上西議員は、週刊文春に“ズル休み旅行”が報じられた後、当時所属していた「維新の党」を除名処分になった。 (取材・文 具志堅浩二)