「正直、やめてほしい」親を悩ませる、子どもの友達を“家に呼ぶか”問題。事前に子どもと決めておくべき3つの「ルール」
こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。 私が主宰する「家庭力アッププロジェクト®」の参加者に話を聞くと、片づけたい理由の1つとして「家をきれいにして、いつでも人を呼べるようにしたい」と挙げる方がたくさんいらっしゃいます。 【漫画で読む】「え、まじか…」小2息子の友達が勝手に家に上がり込んだ! そこで母親がとった行動は… お子さんのいる家庭では、「今から友だちを呼んでいい?」と急なお願いが日常茶飯事かと思います。夏休みとなると、猛暑のために外で遊ぶことが危険な場合も多いので、「家で遊びたい」という日が続くかもしれません。 家に誰が来ても気持ちよく迎えられるように、家の片づけや遊びに来たときのルールを子どもと決めておくといいでしょう。
友だちが遊びに来た後は自分たちで元の状態に戻す
子どもの友だちが来たとき、ママを悩ますのは後片づけではないでしょうか。 お菓子を食べ散らかし、おもちゃやゲームは出しっぱなし、ゴミはそこら中にポイポイ……。その後片づけが全部ママに回ってくるとなると、次に「友だち呼んでいい?」ときかれたときに気持ちよく「いいよ」とは言えないですよね。 子どもが友だちと遊んだ後は、子どもたちが自分たちで片づけるようにしてみませんか?ママの負担は減るし、子ども同士で片づける力をつける絶好のチャンスにもなります。「片づける」ということは、「出したモノを元の場所に戻す」という単純な作業なので、それをいつもしていれば家が散らかることはありません。子どものうちから「片づける」ことを習慣にして、大人になっても片づけで悩まないようにしてあげましょう。 また、後片づけを自分たちですることは、時間管理を学ぶことにもなります。友だちが帰る前に片づけるとなると、友だちが帰る時間の5~10分前には片づけを始めなければいけません。友だちが何時に帰るかを確認し、そこから逆算をしていつから片づけを始めるべきかを決めることが必要です。 例えば友だちが17時に家を出るという場合、子どもたちで「16時50分になったら片づけようね」と話をして遊び、時間になったら自分たちから片づける。遊びに夢中になって時間を忘れてしまいそうなら、アラームをかけるなどの工夫をする。このように子どもたちだけで元の状態に戻せることが理想ですね。