青学大・黒田朝日、東洋大・梅崎蓮が大阪マラソンで激突 〝箱根から世界へ〟の体現へ
来年1月2日、3日に行われる「第101回東京箱根間往復大学駅伝競走」(箱根駅伝、来年1月2、3日=往路107・5キロ、復路109・6キロ)のトークバトルが10日、東京都内で行われた。青学大の原晋監督が、今年の箱根駅伝で2区区間賞の黒田朝日(3年)について、「重大発表があります」と切り出し、「2区で区間賞を獲った暁には、大阪マラソン(来年2月24日)にチャレンジさせます。本人もやる気になっています」と宣言。つられるように、東洋大の酒井俊幸監督が梅崎蓮、国学院大の前田康弘監督が平林清澄(ともに4年)が大阪マラソンに挑戦すると発表した。原監督は、「2区は将来のマラソンランナーを育成する区間。名言で、箱根の山に(黒田)朝日をのぼらせたいのは本音ではあるけど。5区で(黒田)朝日をのぼらせたいんですけど、やっぱり2区ですよ」と箱根駅伝での黒田の起用法も明かした。 【写真】日体大記録会に出場した青学大の黒田朝日 大阪マラソンと言えば、今年2月の同大会で平林が激走を見せ、初マラソンの日本最高記録で日本学生記録の2時間6分18秒をマークし、鮮烈なデビューVを飾ったことが記憶に新しい。前田監督は、「彼は、(今年の)大阪マラソンで結果を出した。黒田君も大阪マラソンに出るといっているが、2月に平林も再度マラソンに出て、東京世界陸上の代表をかけてチャレンジする予定でいる。世界に向けての先駆けに彼がなってくれれば」と期待した。 〝箱根から世界へ〟を体現するため、学生ランナーたちが、大阪を舞台に激突する。