最終予選インドネシア対バーレーンの開催地巡る問題でAFCが声明「安全で安心な環境にする」
アジアサッカー連盟(AFC)は18日、バーレーンサッカー協会(BFA)が3月25日に敵地で行う北中米W杯アジア最終予選・インドネシア代表戦のアウェー開催に懸念を表明したことを受けて「さらに協議を重ね、すべての関係者に安全で安心な環境にする」と声明を発表した。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 両国は今月にバーレーンのホームで対戦。当初6分と予定された後半アディショナルタイムが延長して後半45+9分にバーレーンが追いついて2-2で終わったため、AFCや審判団に対する批判や誹謗中傷がSNS上に殺到していた。BFAは今月16日に「インドネシアファンによる容認できない行為」と断じた上で代表メンバーへの殺害予告があったことを明らかにし、「安全を守るため」とインドネシアでの試合開催を変更するように求めていた。 そうした中、AFCはBFAの声明を確認した上で「このような懸念を真摯に受け止めてすべての選手、関係者、ファンの安全と福祉の確保に全力を尽くす」とコメント。AFCやバーレーン代表のほか審判団に対しても相次いでいる誹謗中傷や脅迫的な投稿については「あらゆるネット上の中傷や脅迫を非難する」と立場を示した。 その上で国際サッカー連盟(FIFA)や各国協会と協議を行うとし、3月の開催地については「安全で安心な環境にする」と伝えるにとどめている。