ドジャースGM 大谷翔平は「投げ始めている。状態は良い」投手復帰へ12月からキャッチボール再開
米大リーグのウインター・ミーティングが9日(日本時間10日)、米テキサス州ダラスで開幕。ドジャースのブランドン・ゴームズGMが来季の投手復帰が期待される大谷翔平投手(30)のリハビリ状況に言及した。 大谷は昨秋に右肘を手術。また、ワールドシリーズで負傷した左肩を今オフに手術した。右肘手術からのリハビリは順調だったが、左肩手術により復帰へ向けた投球プログラムを一時中断していた。 ゴームズGMはリハビリについて「彼は(キャッチボールで)投げ始めている。近々、みんなで集まり、どうやってビルドアップしていくかを話し合う。彼は投げ始め、状態は良い」と明かし、12月に入ってから60フィート(約18メートル)の距離でキャッチボールをしているという。 また、手術がリハビリプログラムをどれだけ後退させたか尋ねられると「それほどではないように思える。ただ、まだわからない。その部分を無視するわけにはいかない。だから、どのくらいセットバックがあったかはまだわからない」とした。 そして、今季の投球の負荷がどの程度になるかにも「それもまだわからない」とし「もちろん彼に225イニングを投げてほしくはない。投球プログラムが進む過程で、彼がどう感じるか、話し合っていく」と大谷自身と密にコミュニケーションを取って復帰プランを進めていくとした。 続けて「大事なのは、彼が最も重要な時期に最高レベルで投げる準備が整うか。もちろん早い時期のゲームもとても大事だが、ただ私たちが彼がシーズン終盤にピークに来るようにもっていきたい。それが理想的なシナリオだ」とシーズン終盤、さらにはポストシーズンに最高の状態でいて欲しいとした。 ゴームズGMは「今の彼は1オブ1(唯一無二)」とし「彼がどう感じるか、フィードバックを得ていく。彼は打撃面でも負荷がかかるから、適度にバランスを取っていく」とした。