口下手なのに人から好かれる!「キャラ設定」の“2つの極意”とは?
キャラ設定(1)ルーツ ルーツというのは、 ・自分の今までたどってきた道 ・今の自分を形作っている経験 ・どうしてその場所にたどり着いたのかという理由 などのことです。 私が政治の勉強会に行った時の例で考えてみましょう。 私のルーツは、次のようなものです、 ・元々はIT企業のサラリーマン。 ・しかし、ITだけでは人を幸せにできないと感じ、会社から独立起業した。 ・起業して2年目から始めたセミナーに毎回300人を集客。 ・そのやり方を教えてほしいと言われるようになったのがきっかけで、個人事業主の人や起業したい人たちに考え方やノウハウを教えるようになる。 ・一人ひとりが自立できる支援だけでなく、助け合う社会の仕組みも大事だと実感。 ・政治も勉強したほうがいいかと漠然と思い立った。 私自身はこれ以上でもこれ以下でもありません。 ですので、政治のことなんてまったくわからなくても当然です。 こんなふうに自分をしっかり認識していたら、他の参加者と比べて落ち込む必要はなかったでしょう。 他の参加者は、例えば、「シングルマザーですごく苦労をしてきたから、日本の法制度を変えたくて来た人」もいます。こういう人は政治の知識は少なくても、困っている現場についてはよく知っています。 もしくは、「バリバリのエリートで、学生時代から政治の勉強をしてゆくゆくは政治家になりたくて入っている人」もいます。こういう人はとても政治に詳しいです。 それぞれ、ルーツに違いがあるので、知識の量に差があるのは当然なのです。ですので、知識のなさを他の人と比較することは意味がないのです。 キャラ設定(2)ゴール キャラ設定をするのにもう1つ大切なのは、ゴールです。 つまり、 ・そこで何をしたいのか? ・どんな未来を得たいのか? ・どれぐらいのレベルを目指すのか? ということです。 政治の勉強会に行った時、私はゴールを明確にしていませんでした。 ですので、変に「なんでも理解しなければならない」と思い込んで、プレッシャーを感じてしまいました。