<ガンバレ!球児たち>’23センバツ 保護者らがエール 能代松陽、甲子園へ出発 /秋田
第95回記念選抜高校野球大会に出場する能代松陽(秋田)が15日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場に向けて出発した。学校には保護者や地域の人らが集まり、選手にエールを送った。 チームは14日夕方に約2週間の沖縄遠征から帰ってきたばかり。15日は午前中に学校のグラウンドでバッティング練習をするなど調整し、正午ごろに学校を出発し秋田空港に向かった。 沖縄では実戦感覚を取り戻し気温に慣れるため、練習試合を25試合行ってきた。工藤明監督は「雪で屋外の練習ができなかったにもかかわらず成長を実感できた。冬の3カ月が無駄ではなかった」と手応えをつかみ、「甲子園では勝負にこだわっていきたい」と話した。 大高有生主将は「実際の試合を意識して練習を積んだ。甲子園では1点を守り切る野球をしたい」と意気込んだ。 能代松陽は大会第4日の第1試合で21世紀枠の石橋(栃木)と対戦する。【猪森万里夏】