6年連続無冠の鹿島、来季新指揮官に川﨑で7冠達成の鬼木監督招へいへ…正式オファー提示し交渉大詰め
鹿島が来季の新監督に、川崎の鬼木達監督(50)を招へいすることが10日、濃厚になった。関係者によると、クラブ側はすでに正式オファーを提示しており、最終合意には至っていないものの、交渉は大詰めの段階を迎えているもようだ。 鬼木氏は1993年に市船橋高から鹿島入りし、99年まで在籍したOB。06年の現役引退後は川崎一筋で指導者としてのキャリアを積み重ね、通算7冠を達成した。今季限りでの退団を発表しており、去就が注目されている。 3試合を残す鹿島はこの日、首位の神戸が東京Vと引き分けたため、リーグ優勝の可能性が消滅。クラブワーストを更新する6年連続の無冠が確定した。強化責任者の中田浩二・フットボールダイレクター(45)は、10月にコーチから昇格した中後雅喜監督(42)を来季はコーチに戻し、新監督を招へいすることを明言している。
報知新聞社