ハリス陣営、選挙人270人獲得へ「複数の道筋」見込む 結果判明時期の予測も
(CNN) 米民主党の大統領候補、ハリス副大統領の陣営で選対委員長を務めるジェン・オマリー・ディロン氏は4日、選挙人票270票の獲得に向けた「複数の道筋」があり、現時点ではどの道筋の可能性も閉ざされていないとの見方を改めて示した。 【映像】米アイオワ州でハリス氏がトランプ氏をリードか 民主党の伝統的な票田で、「ブルーウォール(青い壁)」と呼ばれるミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア3州を確保するのが依然として「最も簡単な道筋」だが、陣営は温暖な「サンベルト」の州を確保する道も「同じくらい有望」だとみているという。 ハリス陣営はまた、選挙結果判明のタイミングについての予測も示し、陣営は「冷静さと自信」を失わずに投票結果を待つ方針だと示唆した。これは長いプロセスになる可能性がある。 5日夜の早い時間帯:オマリー・ディロン氏によると、陣営の予測では「ジョージア、ノースカロライナ両州の大半の結果」は比較的早く判明する見通し。これらの州が接戦になった場合、当確判明までに時間がかかる可能性がある。バージニア、フロリダ、オハイオ、コロラド各州でも比較的早く「ほぼ完全な結果」が出るとの見通しを示した。 5日夜の終わりまで:ハリス陣営はこの時間帯までにジョージア、ノースカロライナ、ミシガン各州で「ほぼ完全な結果」が判明し、ペンシルベニア、ウィスコンシン、アリゾナ各州でも「一部の結果」が出ると見込んでいる。 6日午前まで:ウィスコンシン州では6日午前までに「大半の結果」が判明すると予測。「ペンシルベニア州と、場合によってはミシガン州からも追加の結果」が届くと見込んでいる。 6日以降:ハリス陣営によると、「ペンシルベニア、アリゾナ、ネバダ各州」から結果が届くのは6日以降になる見通し。他の激戦州でも「残る少数の票の集計」が行われる見込みだという。 オマリー・ディロン氏は「一部の票の集計は続き、何日もかかる可能性があることを心に留めて欲しい」と注意を促した。