「不運だった。俺みたいなろくでなしと…」絶対王者リネールがパリで死闘を演じた斉藤立への熱い想いを吐露!「ロス五輪の決勝で会いたいね」
柔道男子の絶対王者であるテディ・リネール(フランス)が公共ラジオ局『France Inter』のライブ番組に出演。インタビューのなかで日本の斉藤立への熱い想いを明かした。 【画像】パリ五輪の日本勢金メダル第1号!“美しき柔道家”角田夏実の特選ショットを一挙お届け! 先のパリ五輪で死闘を繰り広げたリネールと斉藤。団体決勝で日本とフランスが激突し、まずは第3試合の90キロ超級でリネールが斉藤に一本勝ちを収める。試合は3-3の引き分けのまま延長戦へ突入。ここで物議を醸したデジタルルーレットが示した決着の大一番は、なんと90キロ超だった。地元大観衆の声援を背に闘ったリネールは、ふたたび斉藤を退けてフランスの金メダルが確定する。国民的英雄は100キロ超級との2冠を達成した。 ラジオ番組内で当時のことを振り返ったリネールは「彼は俺を追う者のひとりだ。4年後のロスオリンピックでは決勝で会えることを願っているよ」とコメント。斉藤が団体決勝後に「本当に情けない。こういう結果になって日本に帰れない気持ちでいっぱいだ」と涙ながらに語った事実をあらためて聞かされると、次のように答えた。 「(斉藤は)本当に素晴らしいパフォーマンスだったし、他の対戦相手と同様、俺は彼を心の底から尊敬している。彼は決して敗者ではないし、22歳のとき、俺はあれほどの苦い挫折なんて経験していないからね。俺と彼を比較なんてできないよ。偉大な父親(五輪連覇を遂げた仁さん)の足跡を継ぐのは大変なことだ。彼は不運にも、俺みたいなろくでなしに出くわしてしまったんだよ」 現在35歳のリネールは、100キロ超級で五輪を3度制覇。ロス五輪への挑戦を問われると「出たい気持ちでいっぱいだ。でもね、2028年の舞台に立つためにはサディスティックな面もある。過酷な苦しみを楽しめるようじゃないとダメ」と独特の言い回しで意気込みを明かし、「スポーツってのは簡単じゃない。あのレベルに到達するためには困難が付きまとうんだ」と続けた。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「めっちゃ綺麗に変身!」五輪金メダリストの角田夏実が披露した“透け感ある黒ドレス”姿にファンうっとり!「ギャップにやられた」「女優さんみたい」
- 「世間に可愛いのバレるね」「ブームが来そう」ワタガシ渡辺勇大と新パートナー予定の“世界を制した18歳”が早くも話題!「意外すぎた」
- 「まさに高嶺の花!」バド女子・志田千陽の“ひときわ輝く透明感”に中国ファンも熱狂!「妖精みたい」「ため息が出るほど美しい」【パリ五輪】
- 「だいぶ不便でした」柔道最重量級・斉藤立が選手部屋の“段ボール椅子すべて破壊”の衝撃秘話にスタジオ爆笑!「あいつが座ったら…」【パリ五輪】
- 柔道の絶対王者リネールが団体戦で死闘を演じた斉藤立にSNSで“異例の”メッセージ「畳の上で会えたことを誇りに思う」【パリ五輪】