最新デザイナーズ系賃貸ガレージハウスを紹介! ガラスとコンクリートに囲まれた最高の趣味の隠れ家でした
オーナーのこだわりを感じられるガレージを訪問
自動車好きにとっての憧れは、自分の好きなクルマを身近に置いておけるインナーガレージ付きの家を建てることでしょう。一方で、すでに家があっても愛車を停めるスペースがなく、車庫を借りたとしても自宅から離れているような場合は盗難やいたずらが怖い、だから人目につきにくい安心な場所に保管したい、というユーザーもいると思います。今回は賃貸ガレージハウスの最新事情について話を伺ってきました。 【画像】2階から愛車を眺める! クルマ好き納得の「ガレージハウス」を見る(全12枚)
クルマの保管について悩んでいるオーナーも多い
趣味車を所有している人にとって、愛車をどのように保管するかは悩みどころである。露天の駐車場にカバーを被せて置いておくのが一番安直な答えなのだが、それでは愛車がいかにも可哀そうだ。日頃から足に使う実用車ならそれでもかまわないだろうし、もしかしたらカバーもいらない。しかしこれが年季の入った旧いクルマで雨やホコリにも気を使うとなると、そうはいかない。近年クラシックカー熱も上昇し、そうしたクルマの保管について、あれこれ悩んでるユーザーは少なくない。 そんなガレージの最新事情について、日本ビルディング経営企画代表の千葉さんに話を伺った。千葉さんの会社ではさまざまなパターンに沿って、愛車を仕舞うことができる物件の企画開発を行っている。千葉さん自身が無類のコレクターでもあるので、企画する物件それぞれにもクルマ好きならではのこだわりがあった。 ここでは一般的にガレージハウスと呼ばれる建物について話をするが、そもそも論としてこのガレージハウスに対する考え方は立ち位置によってさまざまである。単にいいクルマを持っていて家もあり、そのクルマをどこかに仕舞いたいというケースに始まって、冒頭に話したように家を建てる時どのようにデザインをするかという施主的立場。そしてクルマもあって土地も持っているけど、将来を考えてその土地を資産として運用する傍らで、その一部にクルマを置くといった、さまざまなケースが考えられるわけである。 それらすべて網羅するのは大変なので、今回はいわゆる賃貸のガレージハウスについて話をしようと思う。