あふれる存在感と別格のたたずまい…成年皇族としてご活躍される「ハイスペックすぎるプリンセス」愛子さまの一年間
仲睦まじい天皇ご家族
5月2日(木)から5月7日(火)は、天皇皇后両陛下とともに御料牧場(栃木県)にご滞在。宮内庁のインスタグラムには、天皇陛下が撮影した写真も投稿されており、牧場で暮らす動物たちと触れ合ったり、野菜を収穫したり、サイクリングを楽しむ様子などを拝見することができます。 ご公務とは異なり、プライベートのファッションはカジュアル。愛子さまのピンクのチェックのシャツは、天皇皇后両陛下も愛用される「フォックスファイヤー」というブランドではないか?など注目されました。
初の単独ご公務も
5月11日(土)は、初の単独ご公務として、国立公文書館(千代田区)をご訪問。令和6年春の特別展「夢みる光源氏-公文書館で平安文学ナナメ読み!-」を鑑賞されました。愛子さまは学生時代から日本の古典文学に関心を寄せ、大学時代には専門的に研究。鋭い質問に説明役をドキリとさせる場面もあったそうです。 この日の愛子さまはお団子ヘアにまとめ、装いはVネックのノーカラージャケットに白のフレアスカートのスーツ。バッグもパンプスも白、ネックレス、イヤリング、ブローチもパールで統一しました。 白いバッグは、雅子さまがご使用になられたものに似ていますが、雅子さまから譲り受けたバッグなのかどうかまではわかりません。オールホワイトの装いは、若かりし頃の雅子さまを彷彿とさせますが、雅子さまはタイトスカート、愛子さまはフレアースカートを好まれるようです。 5月19日(日)は、室町時代、南北朝合一を実現したとされる第99代天皇・後亀山天皇の没後600年に当たり、歴代天皇・皇族の御霊がまつられている皇居・皇霊殿で「後亀山天皇六百年式年祭」が営まれ、愛子さまをはじめとする皇族方もご参列されました。 5月29日(水)は、天皇皇后両陛下とご一緒に、紀尾井ホール(千代田区)にて、ヴィオラのコンサート「プリムローズ生誕120年記念」をご鑑賞。
淡いピンクのワンピースをお召しに
6月7日(金)は、天皇皇后両陛下とご一緒に、東京オペラシティコンサートホール(新宿区)にて、ウィーン少年合唱団公演をご鑑賞。60代になられた両陛下の落ち着いた装いに、20代の愛子さまが若々しい彩りを添え、ご一家のリンクコーデの歩みを感じます。 6月8日(土)は、故・三笠宮崇仁さまの次男・桂宮宜仁さまが死去して10年の命日にあたるため、三笠宮邸にて「十年式年祭 墓所祭」、豊島岡墓地にて「宜仁親王十年式年祭 墓所祭の儀」に皇族方とともに参列なさいました。 6月10日(月)、天皇陛下はルクセンブルク大公国のギョーム皇太子殿下を御所に招きました。2012年、天皇陛下はギョーム皇太子殿下の結婚式に出席するなど、ルクセンブルクとは親交があります。およそ20分の懇談後は別室に移り、雅子さまと愛子さまもご一緒に、30分以上ご歓談されました。 6月16日(日)は、皇居・皇霊殿で香淳皇后例祭の儀に皇族方とともにご参列。 6月17日(月)は、天皇皇后両陛下とご一緒に紅葉山御養蚕所にて、ご養蚕の繭切りを行いました。繭切りとは繭の中で蛹から成虫になった蚕が、 繭の中から出やすくなるよう、繭の両端を切ること。ご養蚕には8つの工程があり、繭切りは6番目の工程にあたります。7月23日(火)には、8番目の工程である天蚕(てんさん)を行いました。 7月10日(水)は、上皇ご夫妻の卒寿(90歳)を祝う上皇上皇后両陛下卒寿奉祝音楽会が皇居・桃華楽堂で開かれ、天皇皇后両陛下とご一緒にご出席されました。愛子さまは淡いピンクのワンピースにパールのネックレスとブローチをつけて。ワンピースのネックラインやパフスリーブなど、やや甘さのあるデザインが愛子さまのスタイルとなりつつあるようです。 7月19日(金)は、皇居・皇霊殿で営まれる「後宇多天皇七百年式年祭」に向けて、天皇皇后両陛下とご一緒に、獨協大学名誉教授より、鎌倉時代・第91代天皇・後宇多天皇のご事蹟についてご進講を受けました。 7月24日(水)、「後宇多天皇七百年式年祭」に皇族方とともにご参列。7月30日(火)は、「明治天皇例祭の儀」に皇族方とともに参列されました。