モデルが実践する《グルテンフリー》美肌になれる? 小麦が体に悪い理由も
グルテンフリーとは?
タレントやモデルがグルテンフリーを発信し、グルテンフリー=健康、美肌という認識が広まっています。グルテンフリーを実践すれば、どんな人でも美肌になれるのでしょうか? グルテンフリーが体に悪いと言われる理由や、グルテンフリーの落とし穴について紹介します。 【画像】《グルテンフリー》メリット5選!(画像7枚) グルテンフリーとは、小麦や大麦などに含まれるたんぱく質の一種「グルテン」を断つ食事法です。2002年からアメリカにてグルテンフリー市場が拡大し、グルテンに対する疾患を持たない人でもグルテンフリー食のニーズが高まってきました。現在は日本にも波及し、グルテンフリーを表示する食品が増えています。 小麦を一切断つのではなく小麦を摂取する量を抑える“ゆるグルテンフリー”の食事法も選択肢の一つです。ゆるグルテンフリーは、小麦を摂取する日と摂取しない日を決める、パンはNGだけど揚げ物の衣はOKというように、独自のルールを決められます。
“グルテンフリー”を公言するタレントやモデル
17歳でのNYコレクションデビューから現在に至るまで、トップモデルとして活躍する冨永愛さんは、自身の体質を考慮してなるべくグルテンを摂取しない食事法を実践。黄えんどう豆100%で作られたグルテンフリー麺「ZENBヌードル」のアンバサダーを務めています。 タレント・モデルとしてバラエティ番組を中心に活躍する重盛さと美さんは、グルテンフリー歴10年。体質的に小麦粉との相性があまりよくないという検査結果をきっかけに、グルテンフリー生活をはじめています。体が軽くなったり怒りっぽくなくなったりと、メリットを体感しているようです。
グルテンが悪者にされる理由
グルテンに対するアレルギーを持つ人だけではなく、そもそも分解する酵素を持たない方が存在することが判明してきました。自己免疫疾患であるセリアック病や、グルテン摂取によって慢性的な不調が表れるグルテン不耐症という疾患があり、これらに該当する人はグルテンフリーを積極的に実践したほうがいいでしょう。しかし、全ての人がグルテンを抜くことで美肌になるわけではありません。“グルテンを抜いたら美肌になる”というプラセボの可能性も否めないのです。