亡き祖母のために…ダウン症の女性ランナーがニューヨークマラソンを初完走
様々な人の想いを背負って
母サンディさんの友人であるティナさんは、ケイリーさんとサンディさんが挑戦をつづける理由について、より多くの場で語る機会が得られることを願っていると言います。 「私たち人間は、『世間が自分をどう思っているか』にとらわれてしまいがちです。(中略)二人には、世間が彼らに対して何を望んでいるのかではなく、自分たちが望んでいることを芯に続けていってほしいと思います。二人が心から正しいと思うことをしている限り、私は彼女たちをサポートするつもりです」 二人の挑戦を応援しているのは、ティナさんやファンだけではありません。ニューヨークシティマラソン完走の原動力となった、今は亡き祖母もその一人です。 ケイリーさん:「祖母はいつも、『私がほかの人々に良い影響を与えていること』『私をとても誇らしく思っていること』を私に話してくれました」 サンディさん:「母はケイリーを誇らしく思っていたでしょう。メダルを見せるために老人ホームへ行くことはありませんでしたが、祖母はケイリーがゴールでメダルを手にした瞬間を見ていたはずです」 ※本記事は、Hearst Magazinesが所有するメディアの記事を翻訳したものです。元記事に関連する文化的背景や文脈を踏まえたうえで、補足を含む編集や構成の変更等を行う場合があります。