EigenLayerのエアドロップは「ポイント」人気の終焉を告げるかもしれない
情報の非対称性
しかし、コンパウンド(Compound)の創業者で、アイゲンレイヤーの開発元であるアイゲン・ラボ(Eigen Labs)に投資するロボット・ベンチャーズ(Robot Ventures)の投資家、ロバート・レシュナー(Robert Leshner)氏は、投資家の保護と透明性の提供という点ではポイントは最悪のものと考えている。 「投資家保護の根本は、投資家とスポンサーの間に情報の非対称性がないことを確実にするところにある。しかしポイントは、暗号資産において最大の情報の非対称性を生み出す」とレシュナー氏。「すべてはチームの裁量に委ねられており、ユーザーと投資家はチームから正しい扱いを受けることを祈るばかりだ」と続けた。 レシュナー氏は、ここ1年間のポイントシステムの失敗の数々は、最終的にこの取り組みが廃れていくことにつながると考えている。 「暗号資産の世界で最も大きく、最も野心的で、最も本格的なプロジェクトの1つであるアイゲンレイヤーがポイントプログラムで失敗するのを目の当たりにしたらどうなるか? アイゲンレイヤーでさえもうまくやれないのなら、誰にできるというのだろうか? 誰にもできないだろう」 |翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸|画像:Sigmund/Unsplash|原文:EigenLayer's EIGEN Airdrop Might Signal Demise of Once-Popular 'Points'
CoinDesk Japan 編集部