淡路島に等身大「ゴジラ」誕生 パソナグループ代表「年に一つか二つは日本のアニメを代表するものをここにオープン」
淡路島に等身大「ゴジラ」誕生 パソナグループ代表「年に一つか二つは日本のアニメを代表するものをここにオープン」
巨大ゴジラ、淡路島に現る━━。兵庫県立淡路島公園(淡路市)の「ニジゲンノモリ」に10日、新しいアトラクション「ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センター」がオープン。それに先立ち、8日には完成披露会が行われ、多くの島民らが招待され盛り上がりをみせた。 【映像】世界初となるゴジラ常設展や、等身大ゴジラへの思いを語る東宝チーフ・ゴジラ・オフィサー
世界最大・全長約120メートルの実物大ゴジラを設置
このアトラクションは、総合人材サービス「パソナグループ」の子会社が運営。今回の目玉は、世界最大・全長約120メートルの実物大ゴジラが設置され、参加者が「国立ゴジラ淡路島研究センター」の一員となって、巨大ゴジラの口の中へ滑車を使って入っていく「ジップライン」や、ゴジラの細胞を標的にして、攻撃も避けながら楽しむ「シューティング」などのゲームも楽しめるものとなっている。
パソナグループ代表「ゴジラを通して、淡路島を世界中の方々に知っていただく」
完成披露会には、パソナグループの南部靖之代表が出席。冒頭あいさつで「ゴジラを通して、淡路島を世界中の方々に知っていただいて、今はダメですけれどもお越しいただいて、そういう場になるように私も精一杯頑張ります」と話した。 また「だんだんこのゴジラは、島民の方に愛されるゴジラに変わっていきます。もっともっと、心が通じるようなゴジラになってくれるような仕掛けもたくさんあります」と続けた。 式典終了後の会見では、記者から「これからも新しいアトラクションをとにおわせていましたが」という質問があり、南部代表は「年に一つか二つは日本のアニメを代表するものをここにオープンします」とも話した。
東宝CGO「世界広しといえども、このような大型のゴジラは初めて」
会に出席した東宝の大田圭二常務取締役兼CGO(チーフ・ゴジラ・オフィサー)は「ゴジラは淡路島初上陸になります。初上陸を温かく迎えていただきました淡路島のみなさまに感謝いたします。1年前にこの場所に来てイメージしたものと、実際のものをみると、けた違いの迫力と言うんだでしょうか、我々映画会社は非常に細部までこだわるんですけれども、非常にクォリティーも高く、今にも本当に動き出しそうな感じを受けました。世界広しといえども、このような大型のゴジラは初めてです」と話していた。