震災30年を前に 記憶をつなぐ 神戸の大学生と菓子メーカーがグミを共同開発/兵庫県
2025年1月で発生から30年となる阪神淡路大震災の記憶を次世代につなごうと、神戸の大学が菓子メーカーと共同でグミを開発しました。
神戸学院大学と新潟県に本社を置く菓子メーカーブルボンが共同で開発したのは、「しゃりもにグミ想いをつなぐシトラスミックス味」です。 「しゃりもにグミ」は甘酸っぱいパウダーと、柔らかさの中にも噛み応えのある食感が若い世代を中心に人気を集めていて、コラボ商品は阪神淡路大震災の記憶と命の大切さを次世代に伝えていこうと神戸学院大学の学生らが企画。 ブルボンは阪神淡路大震災後、被災地に救援物資を届けていて、この企画に共感し2023年11月ごろから学生と協議を重ねてきたということです。 パッケージは手に取った人の心が温まるようオレンジ色を基調としたデザインで、日常の尊さや防災の大切さを感じられるメッセージが入っています。 「晴れやかな気持ちで日々を過ごしてほしい」という思いからレモンやライム、ゆずの果汁などを組み合わせて爽やかな味わいに仕上げたということです。 このグミは12月10日から2025年3月末まで全国のコンビニエンスストアやスーパーなどで販売されます。