県庁所在地なのに…レトロな駅舎が一新!完成間近の『新』JR松山駅の姿は?念願の自動改札も?最新状況&計画を徹底解説!
実際、利便性向上への期待からか、2022年7月には松山市南江戸3丁目の地価(=土地の価値)が前の都市から1.9パーセント上昇しています。 ■これまでのイメージを刷新! 近代的な新駅舎がこちら! 線路の高架化に伴って進められているのが「新たな駅舎の建設」です。 現在の駅舎は1953年に改装されたもので、2000年には小説『坊っちゃん』における旧制松山中学や初代松山駅をイメージした三角屋根も増設されています。 全国的に見ても、県庁所在地の駅としてはかなりレトロな雰囲気を漂わせる建物ですが…現在建設中の“新駅舎”はこのイメージを刷新するものでした。 2024年6月時点の工事の進捗を見てみると、すでに高架化された線路と新しい駅舎が姿を現していて、生まれ変わる松山駅への期待が高まります。 外観は黒を基調とし、周辺の住宅街に溶け込む落ち着いたデザインとなっていて、高架下にはコンビニや飲食店などの商業施設が入る予定です。 また、これまで駅の東側(=大手町方面)だけだったタクシー乗り場などが、駅の西側にも設けられるということです。 ■現在は有人改札…ついに自動改札が導入? 現在、JR松山駅ではSuicaなどの交通系ICカードを使用することはできない上、改札で切符を駅員に手渡しする「有人改札」で運用されています。 しかし、JR四国が今年3月に公表した「JR四国グループ事業計画2024」によると、松山駅の高架化に合わせた「自動改札機導入等による利便性向上と利用促進」を掲げています。 詳細はまだ発表されていませんが、ついに松山駅も自動改札になるのか、注目です。 ■高架下の商業エリアにはどんな店が入る? 今年3月、JR四国は新しい松山駅の高架下に入る商業施設の詳細を発表しました。 コンセプトは「ぎゅっと、ずっと“愛媛を紡ぐ松山GATE”」 地元の食材を使った飲食店や土産物店など、愛媛らしさを前面に押し出した18店舗が軒を連ねる計画です。