先制2ランを放った西武・佐藤龍世に笘篠賢治氏「嫌な感じの中で出た先制ホームランは大きかった」と手放しで称賛
◆ 連敗ストップに貢献 西武は29日、ロッテとの試合(ZOZOマリン)に8-0で勝利。今季の対ロッテ戦は17戦目にしてやっとの初勝利となった。 西武は初回、二死三塁の場面で、4番・佐藤龍世の2ランで先制。6回表には二死から四球と二塁打で二死二・三塁とすると9番・古賀悠斗の適時二塁打で2点を追加。9回には無死満塁から5番平沼翔太の適時二塁打などで一挙4点を奪い、試合を決定づけた。投げては、先発・渡邉勇太朗が6回途中無失点で今季2勝目を挙げた。 29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、西武が連敗を止めたポイントとして、この日攻撃の軸となった4番・佐藤龍世と5番・平沼の存在に注目。 佐藤龍世の先制弾について解説の笘篠賢治氏は「この2ランは(カイケルに)効きましたね。ダブルスチールも絡めて、何とか足を絡めながらでも先制点を取ろうと監督の采配もあったんですけど、ダブルスチールが決まらずに嫌な感じの中で飛び出た先制ホームランは大きかったと思いますね」と高評価。 また、この日1軍に昇格し4安打2打点と活躍した平沼について笘篠氏は「上がってきて即4安打ですよ。しかもこの連敗を止めるゲームに大貢献しましたね」と称賛した。 残り試合も少なくなってきた中、怪我から復帰後、好調を維持している佐藤龍世、そしてファームで鍛え、たくましくなった平沼翔太の二人が、これからチームを立て直す大きな原動力となることに期待したいところだ。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
BASEBALL KING