メンズのダッフルコートコーデ集
ダッフルコートの特徴②「帽子まで覆える大きめなフード」
兵士の正装として、帽子は外すことのできないアイテムの一つだ。ミリタリーコートのフードは、帽子を着用した状態でも被れるよう大きく設計されているものが多い。なかでも、ダッフルコートのフードは、パーカーなどのアイテムと比べて、マチを入れた仕様の大きなデザインや、横に切り替えの入った特徴的な設計のモデルが多く見られる。
ダッフルコートの特徴③「着脱しやすさを考慮して採用されたトグルボタン」
ダッフルコートのフロントはボタンではなく、トグル(toggle)と呼ばれる浮き型の留め具と対になるループによって留められる。ボタンと違い、手袋を着用したままダッフルコートを着脱できるのが特長だ。また、前合わせの右前・左前を簡単に入れ替えることも可能で、多方面からの防風効果が期待できる。素材は木製のトグルに麻紐のループを用いたものと、水牛角のトグルに革のループを用いた2種類が存在する。
ダッフルコートの特徴④「大容量のパッチポケット」
ダッフルコートに用いられるポケットは、大きなパッチポケットが一般的だ。パッチポケットの特徴として、大容量で簡単に取り付けられるという点が挙げられる。機能性を求められる軍服には最適な仕様だ。ヨークも、フードやポケットのように大きめに設計されているのも特徴的だ。
ダッフルコートの特徴⑤「迫力のあるロング丈」
防寒コートとして活用されていたダッフルコートは、より多くの身体の面積を保護するために、膝まで着丈のあるものがオーセンティックだ。近年ではショート丈のダッフルコートも販売されているが、昨今のトレンドであるクラシック回帰によってロングコートが旬なアイテムとして注目されているということもあるため、迷ったらロング丈のモデルを選択するのがベターだろう。
ダッフルコートのメンズ着こなし案①「デニムジャケットのインナー使い」
冬の大人の着こなしを洒落てみせるテクニックのひとつとして知られているデニムジャケットのインナー使い。ゆったりしたサイズ感のダッフルコートなら、デニムジャケットのインナー使いも無理がない。ソフトグレーのコートにブルーデニムを組み合わせた優しいトーンのレイヤードは、ヨーロッパのエレガントな空気感がただようカラー配色。他にもネイビーのダッフルコートにリジッドインディゴのデニムジャケットなど、配色次第であらゆる表情を演出できるため、まだ取り入れたことが無い方はぜひ調整してみて欲しい。