先週の流入額上位-新規設定の「TTI・グローバル中小型厳選株式ファンド」など4ファンドが新たにランクイン
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2024年8月19日-8月23日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、新規設定の「TTI・グローバル中小型厳選株式ファンド」など4ファンドが新たにランクインした。
「TTI・グローバル中小型厳選株式ファンド」は三井住友DSアセットマネジメントが20日に設定した。世界(日本、新興国・地域含む)の取引所に上場している中小型株式の中から、長期的なトレンドの恩恵を受け成長が期待できる企業の株式に投資する。
同ファンドのほかには、「イーストスプリング・インド消費関連ファンド」、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「たわらノーロード先進国株式」が新規にランクインした。「イーストスプリング・インド消費関連ファンド」は2月19-22日以来、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は7月1-5日以来、「たわらノーロード先進国株式」は今年初めてのランクインとなった。
先週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」。約379億円の純資金流入となり、先々週(8月13-16日)に続いてのトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Bコース(為替ヘッジなし)」と「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「野村 世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」が先々週に続いてトップ10入りした。
一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・S&P500)、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・オールカントリー)、「iFreeNEXT FANG+インデックス」がランク外となった。
武石謙作