動き出した「海の脱炭素化」、商機を見据える有望18銘柄
現状では空運業界よりも温室効果ガスを排出している海運業界。だが、脱炭素化の取り組みの“伸びしろ”もその分だけ大きい(イメージ写真:Avigatorphotographer/PIXTA)
「海の脱炭素化」が本格始動する。国際連合の専門機関である国際海事機関(IMO)は7月7日、イギリス・ロンドンの本部で開いた会合で、世界で航行する船舶から排出される温室効果ガス(GHG)を2050年頃までに実質ゼロにする目標を採択した。 これまでの「2050年までに同排出量を2008年比で50%以上削減」(2018年策定)から大幅に引き上げた格好だ。これにより、海運会社や造船会社は二酸化炭素(CO2)を排出しない水素やアンモニアを燃料とする「ゼロエミッション船」の導入など、脱炭素化への本格的な対応を具体化させていくことになる。
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野津 滋