「息子よ、その振る舞いは残念だ」楽天・辰己涼介の父親が苦言…「奇行」でオフシーズンの話題を独占も「いずれ痛い目に遭うでしょう」
狙いはPV稼ぎ
辰己は2023年に「元銀座ナンバー1ホステス」を売りにするYouTuberで会社経営者の鈴木セリーナ詩織さんと結婚。セリーナさんは試合やキャンプに同行することも多く、今回のNPBアワーズ2024の表彰式にも幼い子供やベビーシッター、スタッフなど10人を超える大所帯で会場入りし、関係者エリアで存在感を放っていたという。 セリーナさんは、その言動が物議をかもすことも多く、野球ファンの間では知られた存在だ。今年7月にはZOZOマリンスタジアムで現地観戦した様子を自身のYouTubeに公開したが、あろうことかロッテ応援団席に座り、楽天を応援。辰己がホームランを打つと大はしゃぎし、ロッテの選手に向かって「あいつ承知しないからな」「誰だよあの0番」などとヤジを飛ばした。 炎上系YouTuberさながらの非常識な言動にはロッテファンのみならず楽天ファンも激怒。だが、本人は「(騒いでいるのは)野球好きの人だけ」と意に介さず、辰己も妻の番組に出演して「ルールに縛られない人なんで」と擁護していた。 浩三さんは次のように指摘する。 「セリーナは自分のYouTubeで表彰式の舞台裏をアップしているようですが、なぜ妻がYouTubeで公開する必要があるのか。涼介はセリーナのPV稼ぎに利用されているだけでしょう」
どれだけ批判されても
辰己と両親は、セリーナさんが原因となり、絶縁関係にある。現代ビジネスでは今年3月、「年上妻の洗脳で親子断絶させられました」「息子は食い物にされている」という浩三さんの訴え、それに対する「あなたたちは毒親です」という辰己の反論を報じた。あれから8ヵ月。親子の確執は改善されたのか。 「平行線のままです。妻が10月に仙台を訪れましたが、会うことはかないませんでした。今年はプロ入り後最高の成績でしたが、『おめでとう』も言えない状態です」 浩三さんは訴える。 「皆さんはプロ野球選手として涼介を見ていると思いますが、私はいくつになろうと息子として見ています。成績よりも人としての部分のほうが大切です。いまは成績が出ているので許されている部分もあると思いますが、結果が出なければすぐ切られるでしょう。プロを終えてからの人生のほうが長い。そのとき、手を差し伸べてくれる人がいるのか。現状のままではいずれ痛い目に遭うでしょう」 NPBアワーズ2024の表彰式の二日後に開催された三井ゴールデン・グラブ賞の表彰式。4年連続の受賞となった辰己は、ゴールドのスーツに顔も髪の毛もゴールドに塗った姿で登場し、またも注目を独占した。 「どれだけ批判されてもいいから気づいてほしい」という浩三さんの訴えを、辰己はどう聞くだろうか。 【こちらも読む】『「年上妻の洗脳で親子断絶させられました」…楽天・辰己涼介の実父が明かす「深刻な家庭問題」』
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