Ｊ１川崎・長谷部新監督の就任が決定 前福岡監督 「タイトル奪還を目指して戦ってまいります」
Ｊ１川崎は１２日、新監督として前福岡監督の長谷部茂利氏（５３）が就任することが決まったと発表した。 長谷部氏は桐蔭学園、中央大を経て１９９４年にヴェルディ川崎（現東京ヴェルディ）に加入。９７年には当時ＪＦＬの川崎フロンターレにも在籍した。現役引退後は２０１８年から水戸、２０年からは福岡で指揮を執り、昨年はルヴァン杯優勝も果たした。 長谷部氏はクラブを通じて「来シーズンから監督を務めることになりました長谷部茂利です。クラブ創設初年度に在籍したフロンターレに、このような形で戻ってこられることをうれしく思っています。これまで在籍された監督、スタッフ、選手が築き上げてこられたフロンターレらしさを大事にしながら、さらにそのサッカーを進化させ、川崎市民の皆様、ファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様と一緒にタイトル奪還を目指して戦ってまいります。応援よろしくお願いします」とコメントした。 川崎は今季まで鬼木達監督（５０）が８年間にわたり指揮を執り、４度のリーグ優勝など７つのタイトルを獲得。だが、今季は開幕から不振が続き、１０月に今季限りでの退任が発表されていた。
